環境・エネルギー材料工学研究室

研究内容研究内容

レアアースフリー蛍光体の研究

 照明や液晶用バックライトの光源として白色LEDに対応する高効率・高輝度の蛍光体が求められています。一般的な蛍光体材料にはEuなどのレアアースが用いられていますが、近年における資源供給の不安定さや価格の高騰などを考慮しレアアースを含まないレアアースフリー蛍光体の開発が重要な課題となっています。
 母体結晶をゼオライトとし、このアルカリイオンサイトに銀イオンを置換させることによりレアアースフリー蛍光体となることは既に知られており、これはゼオライト細孔内に生成する銀ナノクラスターによるものとされています。我々の研究室では、ゼオライト骨格の種類や置換する銀イオンの量が蛍光強度や波長に著しく影響を与えることを確認しており、少量の銀イオンで優れた蛍光強度を示す新規の蛍光材料の開発を行なっております。研究室で合成した蛍光体の例をいくつか示します。この研究は、農学部 松枝研究室との共同研究です。

<論文など>

H. Aono et al,. J. Ceram. Soc. Jpn., in press.

E. Johan, et al., The 15thIUMRS-International Conference in Asia(IUMRS-ICA 2014), 28, 52-56 (2015).

<外部資金>

図1 Ag置換ゼオライトを用いた蛍光体

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